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オフ車2台(KTM 150XC-W, YAMAHA WR250R)とCBR650F。

N-VANはバイク用軽トランポの定番になるのか?その2

チーメイです。

 

 先日の記事でN-VANは軽トランポの定番になるのかについて妄想してみましたが、6月1日にN-VANのティザーサイトが更新され、詳細が明らかになってきました。

 今回の更新で具体的なサイズなどが示されたため、エンデューロレーサーであるYZ125Xが入るかという視点でシミュレーションしてみました。

 

 

[update] N-VANに試乗してきました(7/18) 

 

 N-VANのボディタイプは?

 ボディタイプは大きく分けて3つに分かれているようです。一つがベーシックな商用バンタイプであるGとL,二つ目がFUN,三つ目がCOOLです。

 特長としてFUN,COOLは塗装色が増えたりスマートキー、オートライトが付いていたりしているので快適性や趣味性が増しています。G/L/FUNはハイルーフ仕様でCOOLがロールーフ仕様ということになっています。

 でもベーシックグレードのGタイプでもクルコンを装備するHonda SENSINGやフルオートエアコンが付くなど、充実の内容です。

 エンジンとトランスミッションの組み合わせとして、NAではCVTと6MTが選択でき、ターボはCVTのみの設定になっています。

 

ベーシックなGタイプ

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ハイルーフ+LEDヘッドライトなどが付くFUNタイプ

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ロールーフで少し精悍な顔つきのCOOLタイプ

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 この中でオフロードバイクを積み込む視点で見ると、ボクはFUNが魅力的。

FUNタイプのボディーカラーは黄色に加え、下の6種類から選べます。

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軽バンなのに機能がとても充実!

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室内はどんな感じ?

  こちらがインパネ。N-BOXと比べたらプラスチッキーな感じはしますが、ボクのサンバー君と比べると遥かに上級な感じ。バンなのにフルオートエアコンついてるし、クルコンやオーディオ用のステアリングスイッチまでついている。贅沢~。

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ではトランポとしてどうなの?

 我がYZ125Xを積み込むことを前提とし、シミュレーションしてみました。

YZ125の車体寸法は全長×全幅×全高が2140mm×825mm×1280mmです。

 これをホンダのティザーサイトの寸法に当てはめて合成しました。

 

デデン!

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 赤い三角の部分がYZ125Xのサイズに相当します。まず、テールゲートの開口部高が1300mmであり、タイダウンせずに積み込むことができそうです。この開口部高はハイエースの1270mmよりも高いから驚き!

 絵から判断する限り、助手席を倒して設置する限りは高さと幅は問題なさそう。

 

次に横から見た図

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 こちらもフロントの先端がちょうど運転席の前端部と同じぐらいの位置になりそうで、まあ問題なし。

 

結論:YZ125Xは余裕で積めそうです。 

 

 バイクを重ね合わせると、、、、ほら、この通り。いい感じですね。

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 更にちょうどよいところにフックもありそうなので、バイクの固定も問題なし!ホンダさん!バイクの設置も考慮に入れた設計なのかな?

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うーん、気になる。

この前の記事でサンバーと比較した場合のメリットとデメリットを示していましたが、今回の発表を見る限り、大きくは変わらなさそう。

メリット

・低床設計による積み上げ・積み下ろしのしやすさ(おそらく10cm以上低い)
・静粛性向上→特にターボ+CVTだと高速道路での静かさが大きく変わりそう
・燃費向上(サンバーは10~13km/Lに対し、20km/Lぐらいいきそう)
・タイダウンがいらない(サス縮めなくていい)
・オートエアコンやスマートキー、クルコンなど全般的に快適

デメリット

・二台積みは無理そう(サンバーはYZ125Xとセロー250が何とか積めます)
・積載箇所が左寄りなため、積み上げの際にバイクの右側から操作しないといけない 
→寸法見ると左側からも操作できるかも

 

あとは荷物がどれぐらい積めるかが気になるところ。実車を見れるようになるのを楽しみにしています。