サンバーに高圧洗浄機を導入①
チーメイです。
エンデューロレースなどに出るようになって、欲しいものリストのトップ辺りをうろついているのが高圧洗浄機です。
特に笛太郎ファームで高圧洗浄機を使わせてもらって以来、その便利さに物欲がヒートアップです。高圧洗浄機を使うと水を当てるだけでバイクの泥がキレイさっぱりになり、感動!
それ以来、導入に向けあれこれ思案してきたんですが、自分なりの結論が出たので早速実行することに。
どのような高圧洗浄機があるのかというと、、、
1.エンジン式
オフロードバイク界隈での王道。ガソリンと水さえあればどこでもバイクを洗えます。ただし、その機動力の高さとは裏腹に意外とかさばり(幅39cm、奥行き48cm、高さ50cm)、しかも重たい(25kg)。小さなサンバーに置くと、かなりの場所を取ってしまうこと必至です。
また、一番安いものでも4万円以上して財布にもエコじゃありません(実はココが一番のネック)。
2.電気式
ジャ◯ネットなどでおなじみのケルヒャーなどがあります。軽く、コンパクトな機種も多く、値段も家庭用の一番安いタイプであれば1万円以内で購入可能です。
ただ一番のネックは電源、しかも1000W以上が必要なこと。家で使う分には全く問題がないんですが、電源のない出先ではこれだけの電源を確保するのは難しいです。
3.電池式
タンク+バッテリーが内蔵された一体型の高圧洗浄機が市販されており、実際に僕も購入しました。電池式ということであまり強力な洗浄力は期待していなかたのですが、実際にオフロードコースで数回使ってみると、こびりついた泥を予め取り払ってから使えば、そこそこに洗浄ができていました。ただ、一度ホンモノの高圧洗浄機を使ってしまえば、やっぱりその差は歴然。
同様に12Vシガソケから電気を供給するタイプもあるようですが、その洗浄力も電池式と同様と思います。
サブバッテリーを活用!
そこでボクが導き出した結論は電気式の高圧洗浄機+サブバッテリーシステムを活用すること。 ボクの場合、この方が安上がりだしネタ的にも面白そう。
電気式の高圧洗浄機についてはケルヒャーのエントリーモデルが一回だけ使われただけで実家に眠っているので、それを活用。サブバッテリーシステムに装備を追加して、それを動かすシステムを作ることにしました。
過去記事に掲載しているのですが、サンバーには仮眠や車中泊用としてサブバッテリーシステムを組んでいたのです。サブバッテリーの容量は105Ah。
これを100V電源容量に換算すると、単純には 105A*12.7V=1334Wh。満充電状態だったら単純計算で1000Wの高圧洗浄機を一時間ぐらいは動かすことが可能です。高圧洗浄の時間は20分程度なので、YZ一台を洗うのにはそれで十分!
バイクを洗って、その後帰りの道中でサンバーの発電機の電気を使って再び充電すればOKというわけです。
必要なものは?
①サブバッテリーシステム:既にインストール済み(25,000円弱)
②インバーター:バッテリー(DC12V)を家庭用の100V交流電源に変換
今回CLESEED MG2000TRという疑似正弦波インバーターを購入しました(19,800円) 。この機種は連続使用で2000W、瞬間的には4000Wの電力が供給可能なタイプです。高圧洗浄機など、モーターで駆動する機器をインバーターで動かす場合は容量の3,4倍程度のインバーターが必要とのことでこの機種をチョイスしました。
③高圧洗浄機:実家に保管中(ケルヒャーの10,000円ぐらいのもの)
これら①〜③を新しく買うと55,000円ぐらいしてしまうのですが、ボクの場合はインバーターだけなので20000円の投資となり、エンジン式よりも安く済むし、コンパクト、更に2000Wの電気が使えるので汎用性が高まります。まあ、洗う時にいつもサンバーを近くに置かないといけないですけど、そこは我慢。
さっそく買って試す。
じゃ~ん
サンバーの足元の隙間に上手く収まりました。
実際、どれぐらいの時間使えるのかを試したいところですが、まだ高圧洗浄機が実家に置いてあるので代わりにドライヤー(1300W)を動かしてバッテリーの電圧推移を見てみることに。
つないだ時の電圧 12.43V
ドライヤーON 11.34V
その後、一分毎の推移
これを見ると、インバーターの使用限界である10.5Vまで18分。今回、サブバッテリーがフル充電じゃなかったことや、高圧洗浄機はドライヤーよりも2割ぐらい電力が少ないので30分程度使うことができそうです。イケル!
あとは、高圧洗浄機を取りに行くだけ!
改めてレビューします。