🔰初心者が林道行ったりキャンツーしたりするブログ

オフ車2台(KTM 150XC-W, YAMAHA WR250R)とCBR650F。

サンバーのレッカー搬送とオルタネータ修理・エアコンメンテ(その1)

今年6月に走行距離13万キロちょっとで購入したサンバー君、トランポとしてWRやCBRを運んでくれて大活躍ですが9月16日に無事14万キロを超えました。ちょっとペースが速すぎですね。先々週に発表されたリコール対応も済ませて一安心。

 

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14万キロ突破と同時にサンバーついに逝く

 この日は山口から福岡に行く用事があり、その途中で14万キロを超えたので記念にパシャリ。ここ最近はエアコンを使う頻度も減ってきたためか、10~11km/L前後だった燃費も13km/Lを超えてきてきました。快調!快調!

 

祝 14万キロ突破

 

 

台風の影響でこの日は朝から雨。順調に福岡市内に近づいたタイミングからワイパーのモーター音が静かになってきました。この時は気づかなかったんですが、これがこの先のトラブルの前兆だったのです。

 

チェックエンジンランプ点灯

ワイパーが静かになってから10キロぐらい走り福岡市内の渋滞区間を移動していると突然チェックエンジンランプが点灯!

んんっ!??????何が起きたんだ?

こんな街中でエンジンが止まるとやばいと思い、すぐに裏路地へ移動し一旦エンジンを停止。一呼吸を置いてキーをひねるとキュ、、ルというという弱々しい音がしてエンジンがかかりません。

水温も大丈夫だし、ガソリンも入っている。

一分ぐらいしてもう一度キーをひねると、何とかエンジンがかかりチェックエンジンランプも消えました。

あー良かった~、

でも何かの異常があるので近くのスバルディーラーを目指したところ数百メートルで今度はステアリングランプが点灯し、電動パワステが効かなくなる。それと同時にバッテリーランプが微かに点灯しだしました。

あ、発電機(オルタ)か!

ここでようやく気付きました。残りの電気を振り絞って脇道に車を止めると、バッテリーにはすでに再始動する余力が残っていません。同時にナビの画面も真っ黒に。

 

さあどうする!自宅からすでに150kmぐらい移動しているため自走で帰ることは諦め、保険会社のロードサービスを使ってレッカー移送することにしました。ただ、搬送距離50km制限があるため、福岡から40km程離れた実家に移動をお願いすることに。

 

初めてのレッカー移動

 

早速ヤフオクでリビルド品のオルタネータを落札し、D.I.Y.で交換です。

 

オルタネータの交換 

 サンバーはクランクシャフトの動力を一本のベルトでオルタネータ、コンプレッサへ供給します。

 

オルタネータの配置図(リア右側からみた図、赤い線がベルト)

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荷室のエンジンカバーを開けると、手が届くところにオルタネータが配置しているので、交換自体はとても簡単です。まず、下の写真の1番と2番のボルトを緩めます。このオルタネータは1番を中心に2番の部分が円弧を描くように回転できるため、2番のボルトの位置調整でベルトの張力を調整します。

 今回は交換なので、まずベルトを外した後に2本のボルトを抜いてオルタネータを引き抜きます。バッテリーの端子を予め外すように注意!

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交換完了(ヤフオクで購入、9000円) 

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しっかり発電してます

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ちょうど走行距離も14万キロとなり、オルタネータのブラシが無くなったのかな。今回の交換でおそらく20万キロぐらいまでは大丈夫でしょう。今後はバッテリー電圧をマメにチェックすることにします。

 

ついでにエアコンホースも点検

 オルタネータの隣にあるコンプレッサもついでに点検。高圧配管側を見ると少し黒い染みが見えます。

エアコンオイルか???

ということはガスも漏れてそうです。

最近エアコンの効きが少し悪いと感じており、フロンガスと蛍光剤(漏れチェック用)を予め買っていたのでこのタイミングでチェック開始!

 

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ガス漏れチェック用のフロンガス缶(蛍光剤・エアコンオイル入り)を投入

 

まずはエアコンOFF時の圧力をチェックしました。針は低圧、高圧共に4kgf/cm2程度を示しています。

 

そしてエアコンON(コンプレッサON)。高圧側6kgf/cm2、低圧側1kgf/cm2。明らかに圧力が低いです。冷媒134aの場合、高圧側の圧力は大凡気温の半分と言われているので、25/2=12.5kgf/cm2辺りを示すはずです。完全に漏れてますね。

 

今日蛍光剤を投入、一週間後ぐらいに漏れ箇所をチェックしたいと思います。

 

サンバーよ、お前は色々と手間がかかる奴やのぉ。