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オフ車2台(KTM 150XC-W, YAMAHA WR250R)とCBR650F。

バイク遊びする上での軽トランポのメリットとデメリット

バイクを運ぶための軽バントランポの定番サンバーがやってきてちょうど4ヵ月が経ちました。購入時は中古で13万キロちょいだったんですが、既に14万キロを突破しています。

  

今回は、バイク遊びをする上でのサンバーのメリットとデメリットについてまとめたいと思います。なお、ここでいうサンバーは2011年まで製造されたスバル製のサンバーです。

 

 バイク、テント、ラダーなどを積んでもまだまだ余裕!f:id:chii_mei:20171003122925p:plain

キャンプ道具とサーキット用のツナギを積んでもなお寝っ転がられるスペースがあります

 

バイクを降ろせばこんなに広い空間!

 

メリット

1.オンロード、トレール、レーサーもお任せ

 僕が所有する3台のバイクはどれも運転席と助手席の間にタイヤを挟み込ませればグイグイっと飲み込んでしまいます。お気に入りの目的地まで車で楽しながら移動して、その後バイクを思う存分楽しむことができます。

 

CBR650F

 

WR250R

 

YZ125X

 

 

2.コースで帰りのことを気にしなくていい

  レースや走行会などに参加したとき、自走だと帰りのことが気になって思いっきり遊べないことがありますが、サンバーがあればサーキットやエンデューロコースで気にせずに思う存分楽しめます。

 

CBR650FでのRSGライディングスクール@HSR九州サーキット

 

WR250Rでのビギナーズエンデューロ@テージャスランチ

 

 
 

 

3.維持費が比較的お手頃

 一般にはトランポといえばハイエースが定番ですがネックがその維持費です。趣味はあくまでバイクなので、それを運ぶためのクルマには機能こそ求めますがおカネはできるだけかけたくありません。その点、軽自動車は税制上とても恵まれています。

軽貨物(バン)の場合、ガソリン・オイル代を除くと

年間5万円程度となりますので、社会人であれば維持できない金額ではありません。僕の場合はプラスして任意保険をかけています。なお、本体は20万円+α程度で手に入れました。

 

4.少し我慢すれば車中泊だってできる

 バイクを置いた状態でも、少し片側に寄せれば60-70cm幅のスペースが確保できます。更にトランポにサブバッテリーシステムなんかを組んでしまえば、電気を使いながらの車中泊だってできちゃいます。

 サンバーの場合、身長170cm程度であれば足を延ばして寝ることができます。

 

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サブバッテリーシステム

  

 

5.車の知識が広がる(マイ・サンバー限定)

 これはボクのサンバーに限ったことですが、これまでにエンジンカバーからのオイル漏れ、ラジエータファンの交換、エアコンガスの補充、オルタネータの交換、雨漏りの修理など、たくさんのトラブルに遭遇しました。その一つ一つをD.I.Y.で修理しました。自然に車の知識、特に電装関係の知識がぐんぐんとついてきます(涙)。 

 

 

 

6.バイクの楽しみ方が拡がる

 一番のメリットはやっぱりここです。サンバーを買うまで想像もしなかった、サーキット走行やエンデューロレースへの出場を果たすことができ、バイクの楽しみ方が一気に拡大しました。レーサーも買っちゃいましたしね。

  

 

デメリット

1.基本的に1台しか乗らない→ちょっと積み込みが面倒(2018.2.15更新)

 僕が所有する3台のバイクとも、基本的には1台しか載せることができません。ハイエースや軽トラだったら2、3台ぐらいは積み込むことができるので、その点はデメリットといえるでしょう。オフ車の場合、フロントをネコタイヤに付け替えれば2台積みも可能だそうですが、ちょっと面倒ですね。

 (2018.2.15更新)YZ125Xとセローの2台積みが可能でした。ただし、積み込みにはちょっとしたコツが必要です。

 僕の場合、基本的に一人が多いのでさほど問題ではありませんでした。

 

 

2.物欲が加速する

 これまで考えもしなかったレーサーを買ってしまったり、無駄に容量のでかいサブバッテリーシステムを構築したりと、趣味にかける金額が増しましです。これらの出費でサンバーの購入金額を超えてしまいました(涙)。バイクでできることが増えたことで、自然に出費もかさんでしまいました。

 物欲の加速を抑えるための意志の強さが必要ですね。

 

 

買ってよかったか

  僕の場合、サンバーを買って大正解でした。バイク移動のためにサンバーを買ったことを周りに伝えると変態的な扱いを受けてしまうんですが、そんなことは気にならないぐらいのバイクの楽しみが広がりました。サーキットやエンデューロ、モトクロスに出てみたいけれどあまりお金をかけたくない、という人にとってサンバーは最強の選択しだと思います。

 以上、軽バントランポを考えている方に少しでも参考になればと思い書いてみました。