🔰初心者が林道行ったりキャンツーしたりするブログ

オフ車2台(KTM 150XC-W, YAMAHA WR250R)とCBR650F。

YZ125Xが仲間入り!

ついにYZ125Xを買ってしまいました!

公道仕様じゃない生粋の競技専用車(レーサー)です。完全に沼に落ちてます!

 

ジャジャーン!かっこよすぎ!

 

 これまでエンデューロレースに2度使ったWR君はオンロードツーリング&林道ツーリング専用に、CBR君はオンロードツーリング専用にしていきます。

 晴れてWRとYZを所有することになったので、現在レーサーの購入を検討している方の参考に、WRとの比較を織り交ぜながらブログをアップしていきたいと思います。 

 

スペックがWRとだいぶ違う

 まず、YZ125XのスペックをWR250Rと比較しました。括弧はWR250Rの値です。

 

原動機種類 水冷, 2ストローク (水冷, 4ストローク)

全長/全幅/全高 2,140 mm / 825 mm/ 1,280 mm

                     (2,190 mm / 810 mm / 1,235 mm)

シート高  955 mm (895 mm)  →WRより6cmも高い!

車両重量 95 kg (132 kg) →WRより37kgも軽い!

燃料供給方式 キャブレター (フューエルインジェクションFI)

始動方式 キックオンリー (セルフ式)

 

 まずシート高について、身長161cmの僕にはWRのシート高もかなり厳しかったんですが、YZは更に6cmもアップ!購入にあたり一番引っかかる点がここでした。

 その一方、重量は95kgとWRよりも40kg弱軽いのでエンデューロでコケた際にも引き起こしはだいぶ楽になるはず!

 

 で、何よりも目を引くのが2スト!人生初の2ストです!!

白煙を上げながらダートを走る日が来るとは数か月前の自分は想像さえしてませんでした。

 

購入のきっかけはビギナーズエンデューロへの参加

 きっかけとなったのは7月末に初めて参加したビギナーズエンデューロです。初心者向けということで軽い気持ちでエントリーしたのですが中身は結構ガチで、ひたすらコケ散らかしては引き起こしを繰り返すうちに体力を奪われ、危うく熱中症になりかけました。頻繁に転ぶ自分にとって、WRの引き起こしは地獄でした。

 

 ビギナーズエンデューロはスーパービギナー→ビギナー→マスターとクラス分けがされているんですが、スーパービギナークラスはトレール車が多めで、クラスが上がるにつれてレーサー率が高まっていきました。やっぱり、レースを続けるほどみなさんレーサーに買い替えていくんですね。

 

 

 

 レースが終わり、消耗パーツを買いにYSPに立ち寄ったところで店長さんが目の前にパンフレットをソッと差し出されました。

 

 その後、YZ125Xの良さを存分に教えていただき、お腹がいっぱいになったところで家路についたのでした。そこから1か月間、買うか買うまいかを悶々と悩みつづけました。

 そして、その気持ちを一掃してくれたのが8月末に行われたビギナーズエンデューロ猫山大会、前回のテージャス大会以上にコケ散らかしてしまい、その結論が「YZ125X、買います!」

 

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納車まで

 注文したのが9月6日、幸いに在庫車があったそうでお店への納車が9月27日に決定しました。

 ドキドキの納車日、仕事帰りに立寄ったYSPにあるピカピカのYZを見てテンションアップ!!

 

 

 少し触らせてもらってもらったんですが、なんだこの軽さは!WRと全然違う!

ハンドルに手をかけてバイクを傾かせたんですが、WRと比べるとずいぶん軽い力で立てることができました。数値上は37kgの差ですが、それ以上の軽さを感じました。これならエンデューロレースでコケたとき、間違いなく楽になりそうです。

 

 そして一番不安だった足つきについて。YZ125XはモトクロッサーのYZ125と異なり、サイドスタンドが標準でついているので、まず初めにサイドスタンドを立てたままステップに足をかけ跨ったところ、サスペンションがかなり大きくストロークしてくれます。両足つま先がつくほどではないけれど、車体の軽さもあいまって、ケツをずらしていればサイドスタンド無しでも立っていられます。この点は一安心♪

 

  納車の儀

  そして引取りの9月30日。サンバーを空っぽにしてYSPへGo!

 

 お店に着いてから早速、混合燃料の作り方を教えてもらいタンクに注入しました。説明書には混合比は30:1と書いてありましたが、50:1ぐらいでOKと言われたので、その混合比で給油することに。混合比についてはある範囲に入っていればそこまでシビアになる必要もないんでしょうね。

 その後、エンジン始動!もちろんキックです。乾いた音とともに、白煙がモクモク!

 おー、とうとう2スト買ってしまったんだ、と改めて感動してしまいました。(ただ、音と煙のせいで自宅(賃貸)ではとてもエンジンかけられそうにないです。)

 

 そして、次はサンバーへの積み込みです。先に結論をいうと高さよりも長さの方が問題でした。高さについては、フロントサスさえ縮めてしまえばリアゲートはギリギリ通過可能です。その一方、長さについてはリアフェンダーがWRよりも長いせいで、そのままではリアゲートを閉じることができませんでした。

 そこで急きょ運転席と助手席にあるセンターコンソールを取り外して、再度積み込んだところYZ君はばっちりサンバーに収まりました。センターコンソールが無いと色々と不便なので、今は下の写真の赤枠の部分を切り取って使っています。

 

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サンバーにYZが積めてご満悦なボク。

 

 取付けたパーツ

AXP スキッドプレート(AX1043)

 ポリエチレン製のスキッドプレートです。

 

AXP ラジエータガード(AX3017)

 これでこけても安心♪

ZETA アーマーハンドガード

 WRとのパーツ流用を考え、同じものとしました。

 

ZETA ローダウンリンク

 僕には必需品です。20-30mmぐらいローダウンできるようです。なので、シート高は実質920~940mmってところです。

 

 

試走

 納車後、すぐにでもコースに遊びに行きたかったんですがあいにく都合が悪く、せめてエンジンだけでも掛けてやろうと思い、車で数十分かけて郊外に出かけました。

 

 その結果、、、、、、

 

 

ブロロォォォーーーン。f:id:chii_mei:20171002180457p:plain

 

 

 我慢できずにちょっとだけ走っちゃいました。その様子をドローンで撮影。お股が全く届いていない様子や、乗車やキックに手間取る様子がしっかり収められています。

 操作感ですが、アクセルに対するレスポンスが俊敏で、フロントが浮き上がりそうになりました。買ってよかった♡

 

これは楽しいぞ、早くコースで遊びたい!!!

 


 

早ければ10月15日がYZ125Xのコースデビューとなりそうです。

 

これからは2ストバイクのメンテについても少しずつ勉強していこうと思います。

また追々レポートしていきたいと思います。